2006年09月01日

スーパーマン リターンズ

スーパーマン リターンズ 特別版スーパーマン アルティメット・コレクターズ・エディション
愛する人にさえ招待を打ち明けられない苦悩から、自分の居場所・無くなった筈のクリプトン星を求めてある日忽然と姿を消したスーパーマンことクラーク・ケントは、宇宙を巡る旅の果てに5年ぶりに地球へ戻ってきた。

デイリー・プラネット社へと戻ると、永遠の恋人・ロイス・レインには婚約者が出来ていて、そればかりか、その婚約者をパパと呼ぶ幼い息子まで抱えていた。
ピュリッツァー賞を受賞した彼女の著書のタイトルは『何故スーパーマンは必要か?』
彼女は、世界はもう彼を必要としていないのか?
そして、仇敵レックス・ルーサーは新たな計画を携え、再びスーパーマンの眼前に立ちふさがる!!


今回の私の注目点は一つ!
『亡きクリストファー・リーブの魂を引き継いでいる作品であるか?』です。
前スーパーマン4作はいずれも良い作品で、クリストファー・リーブのキャラがあってこその名作でした。
その彼に敬意を表さずして、次期スーパーマンシリーズは無いだろうと。

先に結論から言ってしまうと、かなり納得出来る作品であったと思いました!
数千人の中から選ばれて、今回映画デビューのブランドン・ラウスは神レベルの抜擢だったと思います。
クリストファー・リーブを彷彿とさせる甘いマスクに落ち着いた演技、そして、クラークのちょっと抜けてる雰囲気と、自信に満ち溢れたスーパーマンの使い分け!
恐らく続くであろうと思われる次期シリーズにも期待が持てます!
勿論、ロイス役のケイト・ボスワースも、レックス役のケビン・スペイシーも良かったですよ(^-^)
レックス・ルーサーといえば、パートナーはミス・テシュマーカーだったのに、今回は何故違うのでしょう?(詳しい方教えて下さい)
そういえば、ジョー=エル役でマーロン・ブランドが出ていたのには吃驚しました(以前の映画の使いまわしですが…)
当初はアンソニー・ホプキンスも候補に上がっていたらしいですが、監督がマーロン・ブランドの出演を熱望し、未公開カットを検討したらしいです。


さて、肝心の内容ですが、まず人間関係は凄く良くかけています。
5年間の話のブランクを埋めるには十分な密度で描かれ、見事な恋愛の機微を描いています!
よくスーパーマンは『アクションヒーロー映画』とか勘違いされますが、基本は『恋愛物』なのでお間違いなくw
ロイスのフィアンセもロイスの気になる人がスーパーマンだと分かっても、嫉妬より理解を示す良い人ですし、レックスの新パートナー、キティ・コワルスキーも『非情に徹しきれない女性』というテシュマーカーの側面を受け継いでおり、ファンもニヤリと出来ます。
この人間関係が織り成すドラマは(ほぼ)明快で判り易く、前作からのファンも納得出来ると思います!

冒頭のケント農場の美しく雄大なビジュアルからデイリープラネットのある大都会まで美しく描き、アクションシーンの視覚エフェクトも非常に美しい。
あれだけ違和感無く飛ぶスーパーマンは見ていてリアルに手に汗を握りました。
翻るマントに風を受け、至近距離乱射のガトリングガンを物ともせず、眼球に受けた弾丸すらはじき返す!
ソニックブームを起こす程のスピードで飛ぶ彼の姿は華麗で素晴らしい!

そして、5年ぶりに帰還したスーパーマンがロイスの乗る飛行機を助け出すシーンが兎に角熱い!!
映画館でアレだけ熱が上がったのは久しぶりではないでしょうか!?
そして、飛行機を抱えた英雄の帰還に巻き起こる歓声!
まさしく『おかえりなさい!』という見事な救出劇です!!

以下、ネタバレ。
見たくない方は飛ばして下さい。



まぁ、最大のツッコミ処はロイスの息子でしょうww
冒頭から『誰の子供』と言及していないので、勘の良い方はニヤリと来たでしょうw
もっと活躍があるかと思いきや、ピアノシーンのみでしたね。
ただ、最後に生死をさ迷うスーパーマンにロイスが仄めかすシーンや、スーパーマンが寝ているジェイソンに語るシーンは(以降続くと思われる)これからのシリーズの布石にも思われるし、また同時に悲しい恋模様の結末の暗示にも思え、切なくなります。

とりあえずクラークは『今度は俺達が助ける番だ!』といわんばかりにスーパーマンを看病してくれた病院のスタッフに礼してから帰りなさいw

ネタバレと関係ないんですが、ガトリング乱射シーンで、パトカーに目掛けて乱射しているのに素立ちの警官が一瞬見えました(・ω・`;)
あれはCGのエフェクトミスなんでしょうか?

レックスが基地から奪い、キティが途中で捨てたクリスタル……大陸もろとも宇宙に捨ててしまいましたが、スーパーマンは気づかなかったんでしょうか?w


ただのヒーローアクションに留まらない今回の作品は、大人から子供まで見て楽しめる良質の作品であると思います!
前作からのファンも(やや設定の違いがあるものの)見て楽しめると思います。
3時間があっという間でしたよ(^-^)

映画最後のスタッフロールで『亡きクリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ』と出ました。
ちょっとうるうるきちゃいました(^-^;)


オススメ度:☆☆☆☆☆(5が最高)
スタッフロール後のお楽しみ:なし

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■関連URL■
公式サイト(日本)

posted by 九郎 at 20:12 | Comment(9) | TrackBack(4) | 洋画
この記事へのコメント
はじめまして。
TBありがとうございます。

私、スーパーマンをアクションモノだと思っていて、恋愛モノってことを今回初めて知った一人です。(笑)

でも、たまにはこんなベタな恋愛映画もいいなーなんて思っちゃいました。
実は、最初の作品をよく知らないので、改めて見てみたいと思いました!
Posted by 月華 at 2006年09月02日 10:14
はじめまして〜。
TBありがとうございます(*´∀`*)

私もスーパーマン☆5つ星です!
大人も子供も楽しめるし、なにより
ブランドン・ラウスがほんと〜にかっこよかったです。
Posted by maruru at 2006年09月02日 20:34
>月華様
初めまして(^-^)
コメント有難う御座います!
スーパーマンがアクションというのは、飽くまで基本的な下地であって、いつも彼は『愛する人と一緒に居たい』という普通の事が出来ないで悩んでいます。
ヒーローと普通の人間のギャップに悩み、ロイスへの愛を求めている姿こそ、映画での彼のテーマだと思うんですよ(^-^;)

最初の映画もやや古いですが、今見ても十分楽しめる作品なので、是非ご覧になって下さい!

>maruru様
訪問&コメント有難う御座います!
自分の中でも久しぶりの5つ星なのです(^-^)
最高に楽しい気分になれましたし、もう一度位見に行っておきたい映画です!
ブランドン・ラウスは矢張りこの映画の超ハマリ役ですよね!!!!〇(≧▽≦)。
Posted by 九郎 at 2006年09月02日 21:43
TBありがとうございますー

CG技術の向上は凄いですよね
私もアクションと思っていたクチでアクションが弱いと思っていましたが
確かに恋愛映画として考えれば納得です

Posted by じょん at 2006年09月04日 18:26
>じょん様
訪問&コメントどうもです(^-^)

CGワークは正に日進月歩ですからね!
あのスピード感と特殊効果(目で弾丸弾いたりり)はクリストファーの時代では出来なかった効果ですからね。

続編には是非期待したい処です(^-^)
Posted by 九郎 at 2006年09月05日 00:45
こんばんわ。

私も、前スーパーマンを彷彿とさせる主役、すごい人選だなと思いました。
確かに「恋愛モノ」でしたね、ちょっとびっくりしました。
Posted by rukkia at 2006年09月23日 21:23
>rukkia様
訪問&コメント有難う御座います!
コメント遅れて申し訳ありません(^-^;)

私は正しく『神チョイス』だったと確信しています!w
確立されたイメージを崩さない人選とストーリーは、天国のもクリストファー・リーヴもきっと納得して下さるのではないかと(^-^)

次作にも期待したい処ですね!!
Posted by 九郎 at 2006年10月02日 21:35
私は旧作からの大、大、大ファンです。中学生だったのですが、ラブ・ストーリー仕立てにほわーん・・となったものです。国際結婚を考えてました。まじで。主婦仲間は、今回の映画を昼メロのノリで見てました。みんな、主人のことがどーでもよくなっていた。ブランドン君、あなたは罪つくりです。
Posted by みさねこ at 2006年10月05日 16:40
>みさねこ様
訪問&コメント有難う御座います!!
アメコミではどうか分かりませんが、映像化したドラマ作品は7割が恋愛(人間)ドラマで3割がアクションで占めます。
やはり人間社会で育つ以上、一人の人間として誰かを愛して普通に暮らしたいのに、自分の秘めた力が邪魔をして、いつも上手く行かないんですよね。
ある意味、悲しいヒーローでもあります。

若かりし日のスーパーマンを描いた作品『SMALL VILLE』はまだスーパーマンデビューする前なので、その切ないイメージを露骨に象徴した作品でもあります。
奥様方も納得のクラークですので、一度ご覧あれw
(若く逞しく初々しいクラークがブランドンとはまた違ってなかなか素敵ですw)
Posted by 九郎 at 2006年10月05日 23:54
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