2006年07月14日

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者


宮崎作品以外のアニメ映画なんか何年ぶりでしょう(^−^;)
想定通りに暫くは混雑していた様なので、間を空けたのですが、二回目の上映には結構なお客さんが入ってきたんもで人気は衰えを知らないみたいですね(空いてるのを見越して一回目上映を見て正解)

話がそれますが、地下劇場に初めて入ったのですが、改修とか新装とかする気さらさらナシな劇場は軽く20年位前にトリップ出来ますね(笑)
とりあえずフィルムを完全に上映しきる前に客を入れるなよ…ort
リニューアルしたシネマデプトを目の当たりにしたばかりなのでなおさら気になりました。


さて本編ですが、100分位あるので、流石に見ごたえは十分ですね。
絵のクオリティはよし、音楽もよしです。
肝心のストーリーは、鋼ファンのツボをしっかり抑えてますね。
ファンならニヤリの設定もタップリですし、現代世界ではアメストリスで死んだキャラも出てきますから、嬉しいですね。
パラレルワールドの二つの世界(錬金術ワールドのアメストリスとエドが飛ばされた現代世界)を上手く見せていたと思います。


以下、ネタバレ(というか今回は私的見解という名の暴言。見たくない方は読み飛ばして下さい)

とりあえず、CM予告からエドが帰ってくるのは分かるのでまぁ、再会の感動なんかはスクリーンで味わって下さい。
向こう側の門を壊す為にまたエドが帰るのもよし。
アルがしっかりと着いてきたのもよし。
二人一緒なら錬金術が使えない世界でも何処でもやっていけるでしょう。


ウインリィの事をもう少し考えてやれなかったのでしょうか?(キレ気味)

再会の感動なんか精々(アニメ内時間で)20分位でしょう。
ウインリィのオートメイルをつけて貰って終わりはないだろう。
アルの次(若しくは同等に)にエドを待っていた彼女に、せめて気持ちに答えてやれよ!って一人で憤慨しています。
(話の流れから難しい状況だったのは分かるけど…)

アメストリスに残り準備をしてから向こうに帰る選択肢もアリだったのでは?
門は即座に閉じない様だし、エッカルトの軍団も次はすぐにはなかっただろうし。

映画の最後に、残されたウインリィの姿とエルリック兄弟の写真が出て『彼ら兄弟がこの世界で生きていた証』みたいなイメージ映像でしたが、この結末はぜってぇ納得出来ない。
リアルの追求も良いが、やはり見る側に幸せな結末を与えれるのがアニメの良い処なのでは?
(それが全てではないのは言うまでもないが、テーマの重さと結末の幸福が著しく反比例している気がする)

あと、雨の日は無能の大佐(否、一兵卒)。
最後で良い所持っていったけど、彼も最後は有耶無耶な扱いになってますね。
焔のついた目をしていたので、その後の展開は予測可能ですが、大佐のみならず全体的に尻すぼみな展開。
よくアニメ映画である様なスタッフロールの横でその後の話を流す位の配慮は確実に欲しかった。


ここまで文句たらたらでしたが、飽くまで個人見解です(賛同者がいればBBSに書いて下さると嬉しいです)。
原作が良い作品なだけに、アニメにも是非頑張って欲しかった。
万人向けな作品は凡作足りうる事も多々あるのですが、それにはそれの良さがあります。

『エルリック兄弟は再会を果たし、向こうの世界で強く生きていくだろう』
これは映画の趣旨から逸脱していない結末だけど、細かい配慮が無き作品は投げっぱなしの槍と同じ。
『拾うかどうかは皆様の見解次第』ではなくて、拾いに往かせる要素を残す作品であって欲しかった。



これで鋼のアニメは終わり。
残念な事ですがあとは原作の動向に注目して行きましょう!
まだまだ原作の鋼(ハガレンという呼称が苦手)は熱いですから!
是非とも良い結末を迎えて欲しいものです。

映画作品としては、クオリティだけは高かったが個人的には不満。
そんな感想でした。
(ラルクの曲はこの作品用の書き下ろしなだけに良かったですが)
映画を見た後やりきれない気持ちになったのは久しぶりです。

オススメ度:☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 02:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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