2006年07月14日

コンスタンティン


主人公コンスタンティンが主人公の割に辛辣で捻くれていて、面白いキャラでした。
主人公は普通の人には見えない天使や悪魔の使いが見える能力を幼い頃から持っていて、その常人には理解しがたい能力に絶望して、15の時自殺(正確には臨死体験)を図る。
だが、自殺に成功したのは2分間だけ。
カトリックでは自殺は最も重い罪で、コンスタンティンは蘇生したものの、地獄行きが確定してしまった。
しかも、現在肺がんで余命1年と宣告され、地獄行きを免れる為に悪魔の使い『ハ−フ・ブリ−ド』を倒し、神に天国行きという免罪を求めている。
なんていうか、自分が救われたい為に神に見かえりを求めて働いているという、利己的で人間臭い主人公がヘンに格好良かった。
肺がんで余命1年と宣告されてもガンガン煙草吸ってるし(笑)

話の方は、上記の主人公の設定を理解していれば理解しやすい話でした。
主人公の心理の移り変わりの描写が微妙な気もしましたが、及第点ではあるかと。

作中で何回か地獄の描写が出てくるのですが、空が炎を覆い、現実世界が朽ちて行く様なその風景が余りにも美しかった。
崩壊美といいましょうか、底知れない不安や恐怖の中に崩壊と色彩の美が見えました。
映画のワンシ−ンでこれだけ感動したのは久し振りです。

以下ネタバレ
最後に自殺を図り、ルシファ−を呼び出し賭けに出るというコンスタンティンの策略は凄かったですね。
最後に自らの命を犠牲にし、他人を助けるという行為により、天国へと魂が昇華していうシ−ンがある(してやったり、といわんばかりにルシファ−に中指を立てるのが素敵)のですが、20年もコンスタンティンが死ぬのを待ったルシファ−は神にコンスタンティンの魂を取られるのが余程悔しかったのか、ヤニとガン細胞で真っ黒の肺を抉りだし生き返らせたんです。
そのビジュアルは喫煙者のアンチテ−ゼというか、軽く『タバコやめようかな?』とか考えたくなる位不快なビジュアルなんで楽しかった(笑)

コンスタンティンの相棒(見習)チャズは、バットマンとロビンの様に(と、語るシ−ンが本編にある)これから良きパ−トナ−として活躍するのだと期待していたのですが、えらくあっさり死にましたね。
最後の活躍はすごく良かったのですが・・・
ビ−マン(本編で死亡)もてっきりレギュラ−なのかと・・・

映画の最後(スタッフロ−ルの後)、チャズの墓に愛用のジッポを置くコンスタンティン。命が助かったから煙草を止める決心をつけたのでしょうか?
そんなキャラには見えませんが(笑)
続編が制作されたら、絶対ヘビ−スモ−カ−に戻ってる気がする(笑)



いつもこの日記で言ってるのですが、最近の映画はスタッフロ−ルの後に、少しだけ話を入れている事が多いのです。
今回も観客の半分位が席を立ったと記憶していますが、その所為で最後のいいシ−ンを見逃してるんですけどね(^−^;)
これを読んでらっしゃっる皆さんも映画は翻訳者が表示されるまで席を立たない様にしましょう!!

オススメ度:☆☆☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 02:41 | Comment(0) | TrackBack(1) | 洋画
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映画『コンスタンティン』
Excerpt: 原題:Constantine エクソシストにしてオカルトな探偵が大活躍する。その名もジョン・コンスタンティン。彼が地獄を覗くとき時計の針さえ止まってしまうファンタジー・・・。 15..
Weblog: 茸茶の想い ∞ ??祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり??
Tracked: 2006-08-02 00:57
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