2006年07月13日

メトロポリス



設定は未来。巨大都市メトロポリスは巨大ビルの林立する高度に発達した地上世界と3階層に分かれた猥雑な人間臭い地下世界に分かれた都市。メトロポリスは今、有力者レッド公の超高層ビル「ジグラット」の完成祝いで賑わっていた。そこに臓器売買等の罪を問われている犯罪者ロ−トン博士を追って伴俊作(ヒゲオヤジ)とその甥ケンイチがやってくる。ロ−トン博士を追う内に謎の工場爆発に遭遇。ケンイチはその爆発の炎の中で不思議な一糸纏わぬ少女と出会う。そしてケンイチとその少女ティマ、ヒゲオヤジはレッド公の野望と恐るべき事態に巻き込まれて行く。

まぁ、感想としては「割りと良かった」ですね。世界観は非常に良く出来てます。あのCG臭さに古参の手塚ファンは違和感を覚えるやも知れませんが、監督りんたろうはあえて「ベタッとしたアニメを目指さず、リアルな芝居にしたい。手塚アニメから逸脱しながらも手塚先生のエッセンスは残したい」という意向だったようで、それに関しては私的には狙いは成功していると思いますが、同時に手塚先生独特の暖かさも失われいる様に感じられます。この辺は賛否両論かと思われます。話の方は無垢な少年ケンイチと自分の存在が分からず怯える少女ティマを中心とし、色々な人間のエゴ、野望、屈折した愛情が交錯する話で、人間性が非常に良く絵描かれていました。物語的には決してハッピ−エンドではありませんが、あの少し物悲しいラストは決して「悲しい」ものでは無く、見る者に希望や明るさをほんの少しだけ与えてくれます。

まだ、見ていない方やこれから見に行こうと思われる方は、スタッフロ−ルが流れても最後まで席を立たないで下さい。(昨今、どうもスタッフロ−ルまで見ないで席を立つ輩が多くて困ります。プンプン)ほんの少しだけ良いものが見れますよ

オススメ度:☆☆
posted by 九郎 at 01:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ
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