2008年03月17日

ジャンパー

ジャンパーを見に行って参りました。
「スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード2/クローンの攻撃」で、アナキン・スカイウォーカー役だったヘイデン・クリステンセンが主役とあってはその演技に注目せざるを得ません!!


自分の行きたい場所に、一瞬のうちに行けるとしたら?
そんな究極の夢を、手に入れた男がいた。
彼の名はデヴィッド・ライス。
世界中のどこへでも瞬間移動できる“ジャンパー”、つまりテレポーターなのだ! 

15歳のとき突然、自分に備わった能力を知ったデヴィッドはその10年後、ニューヨークで“ジャンパー”だけが味わえる自由を謳歌していた。
彼は一晩のうちにサハラ砂漠やローマの遺跡など、世界の20カ所から夕日を眺めることができるし、瞬きする間にガールフレンドを世界旅行に連れて行くことも、ほんの数分で何百万ドルもの大金をつかむことだってできるのだ。
しかし、やがて彼は“ジャンパー”を抹殺することを使命とする組織が存在し、自分が追われていることに気づく。
そのときから、世界を股にかけた彼の冒険は、意外な方向へ――。
そして明かされる驚愕の事実。
もう一人の“ジャンパー”と奇妙な同盟関係を結んだ彼は、何千年も続く熾烈な戦いの渦中へと投げ込まれる……!




最初の感想。
まぁ、人智を超えた能力を人間が手に入れると、いとも安易に犯罪に走るんだな、とwww

人に話せない秘密を抱えたまま犯罪を重ねていき、優雅な暮らしをするものの、人とのふれあいをしなかった彼の精神面は子供そのものですね。
幼い頃からの憧れの女性・ミリーに会いに行くものの、言葉をかける事すら臆するデヴィッド。
そういう幼い精神面を持った不安定な青年をヘイデンは見事に演じ切りましたね。
もう一人のジャンパー・グリフォンはデヴィッドよりも先輩ジャンパーらしく、達観し多くの知識を持つものの、デヴィッドに色々かき回されるのが何とも不幸でww
『その能力は人は持つ能力にあらず』と、何世紀も前からジャンパーを狩る
パラディンの追跡者・ローランドは執拗にデヴィッドを追い回し、その執拗さには鬼気迫る迫力すら見せてくれます。
サミュエル・J・ジャクソン抜擢は正解ですね。


以下ネタバレ。
ドラッグしてどうぞ。
携帯からご覧の方で、見たくない方は読み飛ばして下さい。




社会的苦労をせずに、幼稚なまま成長したハプニングを経てミリーと旅行へ行くものの、デヴィッドは彼女に嘘付きっぱなしだし、コロッセオで出会ったもう一人のジャンパー・グリフォンの足を引っ張りまくりで、デヴィッドは幼稚で無用心な面が目立ち過ぎます。
そういう精神的幼さが微妙にクールさを全面に出している作品イメージから離れている上に、思いっきり犯罪者なので、到底ヒーローとは思えないww(パンフにはヒーローとか書いてましたがw)
寧ろ、精神的に達観したグリフォンの方が若干主役に向いてる気がするww
(犠牲を省みず平気でパラディンを始末しようとするあたり、ちょっとクール過ぎですが)
まぁ、彼も犯罪者だがなww

あと、日本ロケがあるとは思わなかったので、渋谷やら銀座やらの見知った風景が突然出るとちょっとニヤッときますね。
ジャンプの凄さを演出する為に全国各地でロケしたのが素晴らしいですが、インパクトはスフィンクスの頭とコロッセオが秀逸!
特にコロッセオは映画ロケが初らしいので、貴重なシーンです。

以下、ツッコミ処。
■父親を病院に置き去りで、その後語られていない(パンフでは死んだと書いてますが…)
■母親がジャンパーにして、パラディンのトップというのは燃える話なのですが、設定を生かせずに終了。
■ローランド、岩壁に放置で終了。
■グリフォン、電線塔に引っかかったまま放置で終了。
■ミリーが刹那的に生きすぎ。消息不明だったデヴィッドをすんなり受け入れたかと思えば、デヴィッドに後ろめたい部分が見えた為に彼を全否定し、命を狙われ、結局なし崩し的にデヴィッドと逃亡生活という彼女にヒロインとしての魅力をまるで感じない。
■最後、母親に態々会いに行ったのも意味が解らない。

まぁ、結論から言うと、広げた風呂敷を収めきれないまま終了しましたwww
だめぽwwww





総評ですが、ジャンパーはVFXに関しては文句無く見応えあります。
あれだけ爽快にジャンプを繰り返し見せ付けられては、見ている方も俄然楽しくなってきますね。
ただ、余りにもオチが弱すぎる。
疑問符が幾つも浮かんだまま終了。
題材も映像もキャストも良いチョイスなのに、余りにも残念すぎる。
『派手な映画ならとりあえずOK!』という方ならオススメしますが、それ以外の方にはちょっとオススメし難いです。


オススメ度:☆☆(5が最高)
スタッフロール後のお楽しみ:なし

ジャンパー 上 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-5) (ハヤカワ文庫 SF ク 8-5)ジャンパー 下 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-6) (ハヤカワ文庫 SF ク 8-6)ジャンパー グリフィンの物語 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-7) (ハヤカワ文庫 SF ク 8-7)
■関連URL■
ジャンパー公式サイト
タグ:ジャンパー
posted by 九郎 at 20:52 | Comment(22) | TrackBack(6) | 洋画

2008年03月02日

ライラの冒険〜黄金の羅針盤〜

年明けから急がしく、なかなか映画に行けなかったのですが、久しぶりの映画なのでテンション上げて行ってきました!!
今回はライラの冒険です!!

物語は我々の世界に良く似てはいるが、人間には誰もが分身ともいえる動物「ダイモン」がついており、魔女やよろいグマなどが住んでいる世界から始まる。
オックスフォード大学のジョーダン学寮に住むライラの周りで、子どもたちが連れ去られる事件が相次ぐ。
ゴブラーという組織が北極で子ども達を何かの実験に使っているという噂。
ライラの親友ロジャーもさらわれ、叔父のアスリエル卿も失踪する。
ライラと彼女のダイモンのパンタライモンは、船上生活者ジプシャンたちとともに、ロジャーやその他の失踪した子どもたちや、アスリエル卿を救出するために、学寮長から渡された「真理計(アレシオメーター)」を手に、北極へと旅立つ。



とりあえずライラ・ベラクア役のダコタ・ブルー・リチャーズがかなり魅力的で可愛いです!
映画初主演なのに良い演技力で、御転婆でちょっと嘘つきなライラを好演しています。
(一作目のハーマイオニーを彷彿とさせる美少女ぶり)
コールター夫人役のニコール・キッドマンは言わずもがなの演技力と存在感。
妖艶で謎めいている夫人を熱演ですw
アスリエル卿役のダニエル・クレイグはちょい存在感薄め。
次回に期待でしょうか?
今回、個人的にイチオシは気球乗りのリー・スコーズビー!!
彼は控えめな役ながらも、確たる存在感を見せていてステキキャラです!!
(あんな老人になりたいです)

話は三部作だけあって、尻切れ感はどうしても拭えないですね。
過去のファンタジー映画のお歴々の中ではインパクト薄めで、少し物足りない感もあります。
(勿論、原作を読んでない所為もありますが…)
舞台が現代とよく似た違う世界という事も手伝って、本格的異世界ファンタジー映画を期待する方に物足りなさが残ります。
どちらかというと、御転婆で知恵の働く女の子が機転を利かせて苦難を乗り切っていくと言う感じ。
児童文学としてのファンタジー的位置付けは、ハリポタやロード・オブ・ザ・リングよりもナルニアに近い感じです。(世界的設定だけならハリポタが近いんですが…)

ダイモンや、クマなんかの設定は、今までにないもので非常に面白いです。
人が死ぬと、魂であるダイモンが光の粒になって消えてしまうのが、戦のシーンにおいて命の消滅をリアルにしています。
よろいクマのイオレク・バーニソンはキーキャラだけあって存在感もあるし、忠義に厚い侍を彷彿とさせる渋い系キャラで好きです。

以下、ネタバレ。
PCの方はドラッグしてどうぞ。
携帯からご覧の方で見たくない方は飛ばし読みして下さい。




クマー!!
それだけ強いのに鎧奪われたのが何故か解らないクマー!
鎧の場所解ってあれだけ暴れるなら、始めから暴れろクマ−!
鎧脱いだらスピード上がるが、鎧はいちいち回収してるのかクマー!
最後気球の上で鎧着ても置いても無かったが捨てたのかクマー!

…すみません、つい取り乱しましたw

まず気になったのは教権やオーソリティー等の単語が説明不足で原作を知らない方はまずライラの世界観に没頭しにくいです。

次に、原作見ていないから解らないですが、若干テンポが早い気がします。
少し端折られているのでしょうか?

あと、ストーリー上仕方ないのでしょうが、アスリエルが途中で攫われて
以来、話に出てこないので、気になって仕方ないです。
ファー統領達とも何時の間にか別れて、スコーズビー達と旅立ったのも若干説明不足ですね。

あと、関係ないですが、最後の戦闘での魔女ドロップキックが妙にカッコ良くなさ過ぎてワラタww






総評ですが、ライラの冒険は児童文学で、三部作の一作目という事を念頭において見に行くとそこそこ楽しめる出来となっています。
『刺激的』とまでは言えないですが、大人の方には若干物足りなさは残るかと思います。
後の二作『神秘の短剣』・『琥珀の望遠鏡』と合わせてみれば面白い作品となる可能性は大ですね。
ライラが大きくなって、キャライメージが変わる前に早くクランクアップして欲しいものですww(俗にいうハリポタ効果)

オススメ度:☆☆☆(5が最高)
スタッフロール後のお楽しみ:なし

黄金の羅針盤〈上〉—ライラの冒険黄金の羅針盤〈下〉—ライラの冒険


■関連URL■
ライラの冒険公式サイト
posted by 九郎 at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

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