2006年09月20日

X-MEN ファイナルデシジョン

X-MEN:ファイナルディシジョン 特別編X-MEN 1&2 DVDダブルパック
現代に近い近未来。
ジーンを失ったX-MEN。
恋人を失ったショックから立ち直れないサイクロップスに代わり、ストームがプロフェッサーXの補佐として学園とX-MENの指導に当たっていた。
新X-MENはストーム、ウルヴァリンに加え、コロッサス、アイスマン、ローグ、そして壁や物体を通り抜ける事が出来るキティ。
そんな中、学園の卒業生でミュータント省の長官を務めるビーストは『治療薬(キュア)』と呼ばれる新薬が開発された事を告げる。
それは遺伝子に作用し、ミュータントを普通の人間にする効力があるという。
『キュア』の存在はミュータント社会を大きく揺るがす。
ミュ−タントは希望すれば『キュア』の投与によって普通の人間になれるのだ。
ミュータントとして生きるか、それとも……



今回の作品は大きなテーマを抱えています。
ミュータントとして生まれてきた彼らは、その姿が普通なのに『キュア』という薬で人間になれる。
あらゆる意味での『選択』が大きなテーマなのです。

このキュアを通した統一見解は作中では最後まで成されていないのですが、個々の見解が作中に色々と伺えます。
ストームの様に、人は本来生まれたままが自然な生き方だ、という選択。
ローグの様に、能力の所為で愛する人と触れ合えない為、キュアを容認する
選択。
それは人の考えが千差万別である様に、レゾンデートルも誰にも強制出来ないという事。
それはミュータントという存在がある作中の範疇を超え、リアル世界に於いても提議される生々しい問題なのです。

生まれ持った『個』が他と違うから治せなんて、暴力にも等しい意見です。
作中では能力を捨てる為に希望者が列を作り、列の前で講義デモが行われる。
そして、大規模なミュータント弾圧の危険を感じたマグニート−率いるブラザーフッドが動き出すし、X-MEN達はジーンを助ける為、キュアの元であるミュータントの少年を守りに立ちはだかる訳です。


ちょっと早いですが、以下ネタバレ。
観てない方は飛ばして下さい。


テーマが重い所為もあるんですが、いきなりサイクロップス死んでしまうのも如何かと(;´Д`)
『実は生きていて、後から美味しい場面で登場…』なんて事もなく逝ってしまわれてましたともさw
そして、プロフェッサーXも壮絶に爆死。
(このシーンがとても切なく、観ていて辛かった)

ミスティークなんかはマグニートーをキュアから庇い、人間になるや否や、即断で見限られるという始末で(;´Д`)
即裏切り返しましたがww
前作までのあの敵ながら天晴れな活躍っぷりは殆どありませんでしたヨ(オールヌードが美麗でしたがw)

マグニートーもキュアを撃たれて能力を失うものの、最後のチェスシーンで少し能力を使っていた処を見ると、キュアの不完全さや彼の復活を予兆させます。

能力が暴走し、敵・味方・建造物等全てを灰燼にしていくジーンと、驚異的な再生能力でジーンを説得しにいくウルヴァリンの説得シーンは手に汗握る場面でした!
ただ、ああなってしまった以上、彼女を止める方法が死しかなかったが悔やまれます。
愛する人を手にかけ、人類を守るという選択をしたウルヴァリンの姿が痛烈に伝わり、悲しい思いでした。

あと、生徒に倫理観の講義をしているプロフェッサーXの話が最後のオチに繋がるとは思いませんでした(*´Д`)=з
沢山お亡くなりになる中で、スタッフロール後にちょっとした満足感を得られて良かったです!




今回、個人的な見所はハル・ベリー扮するストームの美しさと華麗な動きでしょうか!!ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
ショートカットになり、更に美しさを増したストームが能力を使うシーンは最高にカッコイイです!(映画館に張っていたストームのポスター欲しい…)

そして、新メンバーキティが矢鱈可愛いです。
今までそのポジションだったローグが一寸太った為でしょうか?ww

アクションシーンは、ジーンの実家でのバトルと、最後のゴールデンゲートブリッジ以降は見所の連続なんですが、ストーム様の活躍シーンと、キティの頭脳プレイ、そして前述した最後のジーンとウルヴァリンのシーンは手に汗握る熱さなので必見!
ゴールデンゲートブリッジが動くシーンは圧巻の一言に尽きます!!〇(≧▽≦)。

前作を観た方なら続きが気になっているでしょうし、是非見に行かれて下さい!
これで一先ず完結という事ですが、スピンオフ作品として、マグニートーやウルヴァリンの企画があるそうなので、(時間的連動はなさそうですが)楽しみにしたい処です!!

あ、スタッフロールが終わっるまで席を立っちゃダメですよ??(・ω・`;)

amazon『X-MEN 』(DVD )
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オススメ度:☆☆☆☆(5が最高)
スタッフロール後のお楽しみ:あり


■関連URL■
日本語公式サイト
posted by 九郎 at 03:17 | Comment(13) | TrackBack(75) | 洋画

2006年09月01日

スーパーマン リターンズ

スーパーマン リターンズ 特別版スーパーマン アルティメット・コレクターズ・エディション
愛する人にさえ招待を打ち明けられない苦悩から、自分の居場所・無くなった筈のクリプトン星を求めてある日忽然と姿を消したスーパーマンことクラーク・ケントは、宇宙を巡る旅の果てに5年ぶりに地球へ戻ってきた。

デイリー・プラネット社へと戻ると、永遠の恋人・ロイス・レインには婚約者が出来ていて、そればかりか、その婚約者をパパと呼ぶ幼い息子まで抱えていた。
ピュリッツァー賞を受賞した彼女の著書のタイトルは『何故スーパーマンは必要か?』
彼女は、世界はもう彼を必要としていないのか?
そして、仇敵レックス・ルーサーは新たな計画を携え、再びスーパーマンの眼前に立ちふさがる!!


今回の私の注目点は一つ!
『亡きクリストファー・リーブの魂を引き継いでいる作品であるか?』です。
前スーパーマン4作はいずれも良い作品で、クリストファー・リーブのキャラがあってこその名作でした。
その彼に敬意を表さずして、次期スーパーマンシリーズは無いだろうと。

先に結論から言ってしまうと、かなり納得出来る作品であったと思いました!
数千人の中から選ばれて、今回映画デビューのブランドン・ラウスは神レベルの抜擢だったと思います。
クリストファー・リーブを彷彿とさせる甘いマスクに落ち着いた演技、そして、クラークのちょっと抜けてる雰囲気と、自信に満ち溢れたスーパーマンの使い分け!
恐らく続くであろうと思われる次期シリーズにも期待が持てます!
勿論、ロイス役のケイト・ボスワースも、レックス役のケビン・スペイシーも良かったですよ(^-^)
レックス・ルーサーといえば、パートナーはミス・テシュマーカーだったのに、今回は何故違うのでしょう?(詳しい方教えて下さい)
そういえば、ジョー=エル役でマーロン・ブランドが出ていたのには吃驚しました(以前の映画の使いまわしですが…)
当初はアンソニー・ホプキンスも候補に上がっていたらしいですが、監督がマーロン・ブランドの出演を熱望し、未公開カットを検討したらしいです。


さて、肝心の内容ですが、まず人間関係は凄く良くかけています。
5年間の話のブランクを埋めるには十分な密度で描かれ、見事な恋愛の機微を描いています!
よくスーパーマンは『アクションヒーロー映画』とか勘違いされますが、基本は『恋愛物』なのでお間違いなくw
ロイスのフィアンセもロイスの気になる人がスーパーマンだと分かっても、嫉妬より理解を示す良い人ですし、レックスの新パートナー、キティ・コワルスキーも『非情に徹しきれない女性』というテシュマーカーの側面を受け継いでおり、ファンもニヤリと出来ます。
この人間関係が織り成すドラマは(ほぼ)明快で判り易く、前作からのファンも納得出来ると思います!

冒頭のケント農場の美しく雄大なビジュアルからデイリープラネットのある大都会まで美しく描き、アクションシーンの視覚エフェクトも非常に美しい。
あれだけ違和感無く飛ぶスーパーマンは見ていてリアルに手に汗を握りました。
翻るマントに風を受け、至近距離乱射のガトリングガンを物ともせず、眼球に受けた弾丸すらはじき返す!
ソニックブームを起こす程のスピードで飛ぶ彼の姿は華麗で素晴らしい!

そして、5年ぶりに帰還したスーパーマンがロイスの乗る飛行機を助け出すシーンが兎に角熱い!!
映画館でアレだけ熱が上がったのは久しぶりではないでしょうか!?
そして、飛行機を抱えた英雄の帰還に巻き起こる歓声!
まさしく『おかえりなさい!』という見事な救出劇です!!

以下、ネタバレ。
見たくない方は飛ばして下さい。



まぁ、最大のツッコミ処はロイスの息子でしょうww
冒頭から『誰の子供』と言及していないので、勘の良い方はニヤリと来たでしょうw
もっと活躍があるかと思いきや、ピアノシーンのみでしたね。
ただ、最後に生死をさ迷うスーパーマンにロイスが仄めかすシーンや、スーパーマンが寝ているジェイソンに語るシーンは(以降続くと思われる)これからのシリーズの布石にも思われるし、また同時に悲しい恋模様の結末の暗示にも思え、切なくなります。

とりあえずクラークは『今度は俺達が助ける番だ!』といわんばかりにスーパーマンを看病してくれた病院のスタッフに礼してから帰りなさいw

ネタバレと関係ないんですが、ガトリング乱射シーンで、パトカーに目掛けて乱射しているのに素立ちの警官が一瞬見えました(・ω・`;)
あれはCGのエフェクトミスなんでしょうか?

レックスが基地から奪い、キティが途中で捨てたクリスタル……大陸もろとも宇宙に捨ててしまいましたが、スーパーマンは気づかなかったんでしょうか?w


ただのヒーローアクションに留まらない今回の作品は、大人から子供まで見て楽しめる良質の作品であると思います!
前作からのファンも(やや設定の違いがあるものの)見て楽しめると思います。
3時間があっという間でしたよ(^-^)

映画最後のスタッフロールで『亡きクリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ』と出ました。
ちょっとうるうるきちゃいました(^-^;)


オススメ度:☆☆☆☆☆(5が最高)
スタッフロール後のお楽しみ:なし

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■関連URL■
公式サイト(日本)

posted by 九郎 at 20:12 | Comment(9) | TrackBack(4) | 洋画

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