2006年07月22日

ダヴィンチコード


始まりは奇妙な殺人事件だった。
ルーヴル美術館で発見されたソニエール館長の他殺体が、レオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトルウィウィス的人体図』を模した形で横たわっていたのだ。
しかもそれは瀕死の傷を負った身で、自ら作り上げたものだった。
だが、さらに不可解な暗号が残されていた。
ハーヴァード大学助教授のラングドンは、フランス司法警察ファーシュ警部に呼び出され捜査協力を求められるが、実は彼は第一容疑者でもあった。
ソニエールとの面会を約束していた上に暗号の中にも名前が記されていたからだ。
そこへ、ソニエールの孫娘で暗号解読官のソフィーが現場へ現れる。
ラングドンの無実を知っていた彼女は警部を騙し、ラングドンを連れて逃亡する。
警察の厳しい追跡をかわしながら、暗号に挑む二人。
ダ・ヴィンチが絵画に残した、歴史を揺るがす暗号とは?
ソニエールが深く関わっていたらしい、秘密結社の目的とは?
そして、彼から二人に託された、重大な真実とは―――?


まず、原作を読んだ方で、細部に拘るにはあまりオススメ出来ない、という事です。
矢張り時間の都合により割愛されている部分が多く、ラングドンの暗号解読能力が矢鱈と卓越しすぎていたり、そのおかげで脱線する事なく真実へたどり着くという、某少年探偵漫画も脱帽しそうな解決っぷりを見せますw
ていうか、暗号解読官の筈のソフィーがまるで活躍しないしww

ただ、私の様なぬる評価の映画ファンには楽しめる映画ではないかと。
まずビジュアル面が素晴らしい。
本物のルーヴル美術館をロケ地に使い、贋作等ではない真の美術を映画で鑑賞出来るのは見逃せないポイントです。
(夜のルーヴルは普段見れない光景なので必見)
その他にも、シャトー・ヴィレットや、サン・シュルピス教会、ウェストミンスター寺院等、美術的価値の高い場所(そもそもパリ・ロンドンの町全てが絵になるのですがw)も多く、見所は尽きないですね。
そして役者も素晴らしく、『フォレストガンプ』『グリーンマイル』のトム・ハンクス
『アメリ』で一躍世界中の注目を浴びた実力派オドレイ・トトゥ
『X-MEN』や『ラスト・アクションヒーロー』に出演し、『ロードオブザリング』で世界中の注目を浴びたイアン・マッケラン
この実力派三人が話を否応なく盛り上げてくれます!!
オドレイ・トトゥはアメリの時とはガラリと印象が変わっていたので最初分かりませんでしたね(^-^;)
影はやや薄いものの、ジャン・レノも忘れてはならない存在ですね!
執拗にラングドンを追い詰めていく姿は、恐ろしくも感じます。

そして、使途シラスを演じるポール・ベタニーの演技が良かった!!
それ程有名でも方ではないですが、彼の存在感は大きく、自分に鞭を打ちオプス・デイの修道僧として狂信的とも言える信仰心を体言して見せた彼なくして、今回の映画の良さは無かったでしょう。

後、この作品には様々なキーアイテムが多数登場するのですが、私はああいうのに弱くてww
クリプテックスや金庫キーなんかとても魅力的でした(^-^)

掘り下げはやや浅く省略気味な内容ですが、小説等の原作付きの映画にはそういう要素は少なからず出てくる訳であり、原作の完成度を100%求める事を重要ですが、一つの『映画』としての完成度を観る事も映画ファンとしては重要なのではないでしょうか?

オススメ度:☆☆☆(5が最高)

■関連URL■
公式HP

posted by 九郎 at 19:25 | Comment(0) | TrackBack(4) | 洋画

2006年07月15日

ロード オブ ザ リング 王の帰還


舞台は中つ国、第三紀。
ホビット続のフロドが持つ指輪は、邪悪な力が込められた一つの指輪だった。
指輪を作った冥王サウロンが再びそれを手にすれば、全世界は闇の支配下となり。
指輪はモルドールの滅びの山の亀裂に投げ込む事でしか破壊出来ない。
指輪の捨てに行く九人の旅の仲間が結成されるが、サウロンの放つ闇の勢力に行く手を阻まれ、ボロミアが命を落とし、メリーとピピンがさらわれ、旅の仲間は離れ離れになってしまう…

その後、サウロンと手を結んだ裏切者の魔法使いサルマンの軍と、人間の国ローハンの壮絶な戦いが勃発。
ガンダルフとアラゴルン、レゴラス、ギムリがローハンを助け、からくも勝利を収める。
自力で逃げ出したメリーとピピンもまた、樹木の巨人エント達とサルマンの本拠地オルサンクの塔を襲撃する。
一方、フロドとサムは使命を果たす為、指輪の持ち主ゴラムの道案内でモルドールを目指していた。
フロドは指輪を狙うナズグルに襲われ、指輪の魔力に身も心も蝕まれながらも、サムの献身的な助けでなんとか旅を続けるのだった…



今回は話が佳境なだけあって、話が凄惨ですが、離れ離れの仲間を思いあう気持ちが奇跡を起こし、形勢不利な戦いを勝ち取ります!!

そして、一番の注目はフロド役のイライジャ・ウッドの演技!!
瞳が大きく、ただでさえ目の力が強いのに、旅の疲労と指輪の魔力と旅の目的の鬩ぎ合いに陥り、切ない表情を何度も何度も浮かべます。
疲労と重過ぎる使命の中で指輪の魔力に惹かれるフロド。
そこで、サム(ショーン・アスティン)の重要性が引き立ちます!!
特別、格好良くも強くもない。
だが、主であるフロドを支える事で彼を守ろうとする姿は、とても大きな感動を呼びます!!!
ゴラムに貶められ、フロドから疑いの目で見られても、必至でフロドを最後まで支え続けた彼はなんて熱きキャラなんだろう!と、感心しました。

そして、全てが終わり、物語のエピローグ。
たっぷりと時間をかけ仲間達の別れを描いたこの作品は、私的に大満足な大団円を迎えて終わりました。
これでこそ、壮大な物語の締めくくりに相応しいのではないでしょうか?
ちょっと辛いかも知れませんが、一気に三本全部見てみるのも面白いのではないかとw

あ、今回のイチオシシーンもやはりレゴラスの活躍でしょうかw
彼、格好良すぎですよ!!ww

オススメ度:☆☆☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(3) | 洋画

カンフーハッスル


この作品は基本的に『少林サッカー』と同じノリを期待している方は、かなりの肩透かしを食らうと思います。

と言うのも、主人公シン(チャウ・シン・チー)は最初から強い訳ではなく、悪に成り切れないタダの弱いチンピラなのです。
その部分がややストレスに感じ、前回と同じ爽快感を期待する方には暫く辛いかと思います(最後はいつも通りなのですが…)

と、いうか寧ろ彼より、主な舞台となる豚小屋砦の家主夫婦が矢鱈と濃い(住人も十分すぎる程濃いのだが…)上にデタラメに強いですw
シンもその強さの片鱗を時折見せるのですが、本人はまだ気づいていません。
その分、他の登場人物のアクションが続きますが、これはそれなりに楽します。
『えー!!この人強かったんだー!!』って展開の連続でww

シンが少年時代に、謎のホームレスから『百年に一度の逸材』と見込まれて、なけなしの金をはたいて入手した奥義書『如来神掌』。
やがて目覚めて、万物を雲散霧消させるほどの力を掌から生み出せる様になり、殺し屋火雲邪神を相手に死闘を繰り広げるのです。

エンターテイメントあり、笑い処あり、で、それなりに楽しめる作品ではありますが、シンの活躍は最後の最後。
その点が悔やまれます。
あと、少林サッカーの時の様に中途半端にラブコメが入りますが。ハッキリいって要らない要素です。
何処かで見た様な方々が一杯出演されていて面白いですし、『最近、笑える映画見てないなーっ!』って方にはオススメですよ(^-^)

オススメ度:☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 香港・韓国映画

ナルニア国物語 ライオンと魔女


最初、、前情報で『ロードオブザリングの様な話を期待している方には微妙かも…』と聞いていたので、ドキドキしながら見てきました。
最近はコンビニで前売りが売られているので、私の様な貧乏な映画ファンには有難い限りです。
(映画の日も狙い目ですね)


まず見た率直な感想ですが、、メインキャラの四人が余りにも普通過ぎて微妙でしたw
極ありふれた普通の兄弟…これが大きな狙い目だったのかもしれませんね。
物語が進むにつれ、その四兄弟の姿が感動を呼びます。
特別格好よくなくても、特別可愛くなくても、確実に光るものがある…この話の魅力もあるのですが、四人の俳優のチョイスは正解だったと思います。
そして、白い魔女ジェイディス。
これを演じるのが、ティルダ・スウィントン!!
抜ける様な白い肌に少し人間離れした様な美しさをもつ彼女は昨今では『コンスタンティン』の大天使役が記憶に新しい。
あの独特な存在感と、エドマンドを騙す甘い顔と冷酷な顔の使い分けは素晴らしい。これからも注目のアクトレスではないかと。

最初の王・アスランはCGとアニマトロニクスによる実物三体でカバーしたそうですが、最近のCGは素晴らしい出来ですね。
昔のCGではあの毛並みは再現出来なかったと思いますが、今ではあれほど違和感無く再現出来るのですね。

以下、ネタバレ

とりあえず決戦シーンでの白い魔女の二刀流がとても素敵でした(≧▽≦)ノ
勇猛で華麗!まさにティルダ・スウィントンなくしては出来ない演技ではないかと。
でも、アスラン復活後、ガブリッ!と一噛みで死んでしまうのはどうかとw

あと、個人的に一番気に入ったのは物語の最後。
四人が王となりナルニアを収め、長い年月の間に成長するものの、タンスに入り『ほんの一瞬の出来事』であるかの様に元の姿に戻ったのは素敵でした。
まるで『面白い夢だったろう?』と言われたかの様なオチ。
でも、その形は爽やかであり、話の満足度をグッと引き上げてくれました!


このナルニア、既に二作目が決定されているそうですが、次回も期待したい作品の一つですね。
まだ見ておられない方は是非見て下さい!
確かにLotRの様な本格ファンタジーではないが、満足度の高いファンタジー映画の一つではないかと確信しています!

オススメ度:☆☆☆☆(5が最高)

posted by 九郎 at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

ハリー・ポッターと炎のゴブレット


炎のゴブレットを見に行ったのですが…じつは冒頭10分程度を見逃しました…orz
(入る部屋を間違えた)

今回は話が確信に入る話。
そして『あの人』がとうとう蘇る!!
全体的に話は暗めで、前3作の爽快さ・明るさは流石に少なくなっています。
あらぬ疑いをかけられ、孤立したハリーに次々と降りかかる難題が重さを一層増しつつも、力を合わせて困難を友情で乗り切るスタイルは従来通りですね
ハグリッドとマダム・マクシームのラブロマなんか一寸キモ素敵な感じで、ハリー達3人も今回は恋の経験をします。
正直今回のハリーの相手役・チョウ(ケイティ・ラング)はそれ程可愛いとは思わないのですし、前情報程活躍もしないので、イマイチですが。
他の学校の代表もそんなに存在感があるとも言えなかったのは、話の性質上仕方ないのでしょうか?
重要なのはダンスパーティー絡みの恋愛話位にしか見えませんが…

以下、ネタバレ

今回は人が死ぬ死ぬ(T_T)
ヴォルデモートの復活の話なので、話も暗く、犠牲者が出るのは分かりますが…
流石にこれからのシリーズの先触れとしては重厚な話でしたね。
最後に突然シリウス・ブラックが出てきて美味しい処を持っていったのはスゴかったですw
今まで影も形もなしでしたから、暗めの話の中で嬉しいサプライズでした。


今までのシリーズの爽快感を期待している方は覚悟完了してから見て下さい。
関係ないですが、ボーバトン魔法アカデミーの登場時の『fu-mmm!』が大好きですw

そういえばJ・Kローリングがとうとう最終巻の執筆に入ったそうですが、どうやら重要な主要キャラが二人死ぬそうですね
それ程、敵が困難で強大だとの事。
これほど愛されているキャラがいなくなるのは悲しい事ですね(T△T)

オススメ度:☆☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 01:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

スターウォーズ エピソード3 シスの復讐


なんというか、アナキンの変貌振りが凄くて何とも言えません(^-^;)
今回の話の中心は『ダース・ベイダーの誕生』です。
話もトータルすると、そこに尽きるのですが、絶望しか見えずダークサイドへと身を投じるアナキンの姿はとても悲しく切ないものでした。
ヘイデン・クリステンセン演じるアナキンの表情が次第に狂気と悲しみを孕んだ表情へと変える。
その演技力は良かったと思います。
それを支えるパドメ役のナタリー・ポートマンも勿論良かったのですが。
そして、オビ=ワンのユアン・マクレガー。
彼の『ムーランルージュ』からは想像出来ない落ち着きと素晴らしい役作りは物語全体を支えた支柱の一つであると言えるでしょう。
最後の、悲しき弟子との一騎打ちは見ていて悲しみが伝わるまでに昇華されていたと思います。

この作品は兎に角『見て下さい!』という感じです。

関係ないですが、SW特別編(エピソード6)というのを以前TVで見たのですが、正直CGシーンの挿入だけかと思いきや、話の最後にフォースとなりルークを見守るオビ=ワンやヨーダに混じってアナキンも登場します!!
この特別編こそ真のEDと言えましょう(整合性を齎す為に手を加え過ぎなのかも知れませんが、個人的見解では良い!と思いました)

オススメ度:☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

マトリックス レボリューションズ


前回の予告からずっと気になっていたマトリックスの完結をとうとう見てきました。
CGや画面構成は素晴らしく、この作品の凄さを改めて実感。

今回は早速ネタバレ。
ネタバレしても良い方はドラッグしてご覧下さい。

まず、これだけは言いたいのですが『何も解決していないじゃないか!!』
自分の役を知り、トリニティを失い、満身創痍のネオが取り戻したのは束の間の平和。
結局、その役を逸脱する事も無く、ネオの生死や確固たる結末を提示せぬまま話は終わる。
考えオチではない、落ち着かない終わり方だ。
リローデッドでのわくわく感は一転し、暗い話の連続。
エージェント・スミスとの戦いの間にもザイオンでは死闘が繰りひろげられ、正に地獄。
その終結があれでは、私は納得がいかない。
ここまで行くなら最初のマトリックスの終わり方の方がまだ良かったと言えるのではないか?


マトリックスはキャストに非常に恵まれた作品と言えよう。
キアヌ・リーブスの存在感は役作りは大きく、その後の彼の他作品へ干渉するまでに肥大した。
ローレンス・フィッシュバーンや、キャリ=アン・モス、そしてヒューゴ・ウィービングの存在感も強く、話の展開の上で見逃せない重要な要因を担う演技力でした。
実世界への干渉力すら手に入れたスミスというキャラは特筆すべき存在感ですね。
なんかLotRに出ているヒューゴもどうしてもエージェント・スミスにしか見えなくてw
そういえばヒューゴが、増殖したスミス役のマスクの生え際を見てショックを受けたという逸話が残っていますww

この歴史に残る三部作の結末、貴方はどういう見解に至りましたか?
良かったらこっそり教えて下さいね☆

オススメ度:☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 01:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

2006年07月14日

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者


宮崎作品以外のアニメ映画なんか何年ぶりでしょう(^−^;)
想定通りに暫くは混雑していた様なので、間を空けたのですが、二回目の上映には結構なお客さんが入ってきたんもで人気は衰えを知らないみたいですね(空いてるのを見越して一回目上映を見て正解)

話がそれますが、地下劇場に初めて入ったのですが、改修とか新装とかする気さらさらナシな劇場は軽く20年位前にトリップ出来ますね(笑)
とりあえずフィルムを完全に上映しきる前に客を入れるなよ…ort
リニューアルしたシネマデプトを目の当たりにしたばかりなのでなおさら気になりました。


さて本編ですが、100分位あるので、流石に見ごたえは十分ですね。
絵のクオリティはよし、音楽もよしです。
肝心のストーリーは、鋼ファンのツボをしっかり抑えてますね。
ファンならニヤリの設定もタップリですし、現代世界ではアメストリスで死んだキャラも出てきますから、嬉しいですね。
パラレルワールドの二つの世界(錬金術ワールドのアメストリスとエドが飛ばされた現代世界)を上手く見せていたと思います。


以下、ネタバレ(というか今回は私的見解という名の暴言。見たくない方は読み飛ばして下さい)

とりあえず、CM予告からエドが帰ってくるのは分かるのでまぁ、再会の感動なんかはスクリーンで味わって下さい。
向こう側の門を壊す為にまたエドが帰るのもよし。
アルがしっかりと着いてきたのもよし。
二人一緒なら錬金術が使えない世界でも何処でもやっていけるでしょう。


ウインリィの事をもう少し考えてやれなかったのでしょうか?(キレ気味)

再会の感動なんか精々(アニメ内時間で)20分位でしょう。
ウインリィのオートメイルをつけて貰って終わりはないだろう。
アルの次(若しくは同等に)にエドを待っていた彼女に、せめて気持ちに答えてやれよ!って一人で憤慨しています。
(話の流れから難しい状況だったのは分かるけど…)

アメストリスに残り準備をしてから向こうに帰る選択肢もアリだったのでは?
門は即座に閉じない様だし、エッカルトの軍団も次はすぐにはなかっただろうし。

映画の最後に、残されたウインリィの姿とエルリック兄弟の写真が出て『彼ら兄弟がこの世界で生きていた証』みたいなイメージ映像でしたが、この結末はぜってぇ納得出来ない。
リアルの追求も良いが、やはり見る側に幸せな結末を与えれるのがアニメの良い処なのでは?
(それが全てではないのは言うまでもないが、テーマの重さと結末の幸福が著しく反比例している気がする)

あと、雨の日は無能の大佐(否、一兵卒)。
最後で良い所持っていったけど、彼も最後は有耶無耶な扱いになってますね。
焔のついた目をしていたので、その後の展開は予測可能ですが、大佐のみならず全体的に尻すぼみな展開。
よくアニメ映画である様なスタッフロールの横でその後の話を流す位の配慮は確実に欲しかった。


ここまで文句たらたらでしたが、飽くまで個人見解です(賛同者がいればBBSに書いて下さると嬉しいです)。
原作が良い作品なだけに、アニメにも是非頑張って欲しかった。
万人向けな作品は凡作足りうる事も多々あるのですが、それにはそれの良さがあります。

『エルリック兄弟は再会を果たし、向こうの世界で強く生きていくだろう』
これは映画の趣旨から逸脱していない結末だけど、細かい配慮が無き作品は投げっぱなしの槍と同じ。
『拾うかどうかは皆様の見解次第』ではなくて、拾いに往かせる要素を残す作品であって欲しかった。



これで鋼のアニメは終わり。
残念な事ですがあとは原作の動向に注目して行きましょう!
まだまだ原作の鋼(ハガレンという呼称が苦手)は熱いですから!
是非とも良い結末を迎えて欲しいものです。

映画作品としては、クオリティだけは高かったが個人的には不満。
そんな感想でした。
(ラルクの曲はこの作品用の書き下ろしなだけに良かったですが)
映画を見た後やりきれない気持ちになったのは久しぶりです。

オススメ度:☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 02:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

バットマン・ビギンズ


キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
公開初日に映画を見に行くというのを一度やってみたかったので行って来ました!

なんとバットマンは7年ぶりの制作らしいですね(前作のMrフリ−ズの逆襲が酷評で興行収入も酷かったらしい)
それはともかく、バットマンシリ-ズは結構好きだったんで、楽しみにしていました(^−^)

とりあえず見た感想で最初に頭をもたげるのは、今までとガラリと世界観を一新してしまっていた、という事ですね。
今までは、あの暗くて退廃的でゴミ溜めの様で、なおかつどこか漫画的(元が漫画だから仕方ないのですが…)なゴッサムシティが、より現代的で退廃的なゴミ溜めム−ドになりました(笑)
バットモ−ビルもあの素敵だったシ−ルドモ−ドが装備されてそうにない重武装車に早代わり。
バットモ−ビル以外にも今回は見た目より機能美が重視だそうです。

世界観も前4作とは関連性のない作品に仕上がっていました。
くれぐれも前作までのイメ−ジを映画館まで持って行って、頭に『?』を浮べてははいけません(^−^;)
というのも前4作のよりコミカルで浮いたイメ−ジを払拭する為に新生した、正に『ビギンズ』の名に相応しい作品になっていました。
個人的には前作までのアニメの空気が漂った雰囲気も大好きなんですけどね。
1.2作目の主役マイケル・キ−トンは当時コメディ俳優で通っていたので、バットマン公開時に五万通を超える抗議の投書が来たらしいですね。
でも、俺はマイケル・キ−トンのバットマン好きですよ(^−^)
あのクドい顔がなんとも言えません(笑)


話はバットマン誕生に焦点が当たっているのですが、ブル−ス・ウェインがバットマンに至るまでの過程が細かく、尚且つ説明的にならない様に仕上がっています。
その他、キャラクタ−の関係もしっかり描かれていますし、注目は執事アルフレッドとブル−スの絆がいかに強いものであるかが伝わります。


以下、ネタバレ(携帯で読んでおられる方で見たくない方は読み飛ばして下さい)

まず、真っ先に言いたい。
ラ−ズ・アル・グ−ル(渡辺謙)、30分で死ぬな!(笑)
ものすごく重要な役割であるのは理解出来ますが、ならもう少しフケたメイクしてみたりした重厚さを出してもよかったのでは…
なんか、中途半端なメイクに見えて仕方ないんですが。

ラ−ズとブル−スが最初に戦うシ−ンですが、派手なアクションはもう少し画面を引いて撮影して欲しかった。
大ぶりなアクションを画面全体で映すと、視界に入る情報量に限界があるので見逃しがちになりました。



今回はバットマン新生の話として、少し覚束ないバットマンも見れて楽しいです。
今回大注目は…なんと!!
バットマンの首が普通に回せます!!!
(今までのス−ツは首が回せなかったので、ロボットみたいに身体で振り向いていた)
更にしゃがめます!!!(今までしゃがめなかったらしいが今回はしゃがむシ−ンがある)
更に実写に拘ってCGを使っていません!!

自分もブル−スになった気分で、バットマンの誕生を見届けに行って見て下さい!!○(≧▽≦)。

オススメ度:☆☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 02:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | 洋画

コンスタンティン


主人公コンスタンティンが主人公の割に辛辣で捻くれていて、面白いキャラでした。
主人公は普通の人には見えない天使や悪魔の使いが見える能力を幼い頃から持っていて、その常人には理解しがたい能力に絶望して、15の時自殺(正確には臨死体験)を図る。
だが、自殺に成功したのは2分間だけ。
カトリックでは自殺は最も重い罪で、コンスタンティンは蘇生したものの、地獄行きが確定してしまった。
しかも、現在肺がんで余命1年と宣告され、地獄行きを免れる為に悪魔の使い『ハ−フ・ブリ−ド』を倒し、神に天国行きという免罪を求めている。
なんていうか、自分が救われたい為に神に見かえりを求めて働いているという、利己的で人間臭い主人公がヘンに格好良かった。
肺がんで余命1年と宣告されてもガンガン煙草吸ってるし(笑)

話の方は、上記の主人公の設定を理解していれば理解しやすい話でした。
主人公の心理の移り変わりの描写が微妙な気もしましたが、及第点ではあるかと。

作中で何回か地獄の描写が出てくるのですが、空が炎を覆い、現実世界が朽ちて行く様なその風景が余りにも美しかった。
崩壊美といいましょうか、底知れない不安や恐怖の中に崩壊と色彩の美が見えました。
映画のワンシ−ンでこれだけ感動したのは久し振りです。

以下ネタバレ
最後に自殺を図り、ルシファ−を呼び出し賭けに出るというコンスタンティンの策略は凄かったですね。
最後に自らの命を犠牲にし、他人を助けるという行為により、天国へと魂が昇華していうシ−ンがある(してやったり、といわんばかりにルシファ−に中指を立てるのが素敵)のですが、20年もコンスタンティンが死ぬのを待ったルシファ−は神にコンスタンティンの魂を取られるのが余程悔しかったのか、ヤニとガン細胞で真っ黒の肺を抉りだし生き返らせたんです。
そのビジュアルは喫煙者のアンチテ−ゼというか、軽く『タバコやめようかな?』とか考えたくなる位不快なビジュアルなんで楽しかった(笑)

コンスタンティンの相棒(見習)チャズは、バットマンとロビンの様に(と、語るシ−ンが本編にある)これから良きパ−トナ−として活躍するのだと期待していたのですが、えらくあっさり死にましたね。
最後の活躍はすごく良かったのですが・・・
ビ−マン(本編で死亡)もてっきりレギュラ−なのかと・・・

映画の最後(スタッフロ−ルの後)、チャズの墓に愛用のジッポを置くコンスタンティン。命が助かったから煙草を止める決心をつけたのでしょうか?
そんなキャラには見えませんが(笑)
続編が制作されたら、絶対ヘビ−スモ−カ−に戻ってる気がする(笑)



いつもこの日記で言ってるのですが、最近の映画はスタッフロ−ルの後に、少しだけ話を入れている事が多いのです。
今回も観客の半分位が席を立ったと記憶していますが、その所為で最後のいいシ−ンを見逃してるんですけどね(^−^;)
これを読んでらっしゃっる皆さんも映画は翻訳者が表示されるまで席を立たない様にしましょう!!

オススメ度:☆☆☆☆(5が最高)
posted by 九郎 at 02:41 | Comment(0) | TrackBack(1) | 洋画

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